不安障害の僕が、母にお祓いに連れていかれた話

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最近の体調の話

お祓いで不安障害が治るなら、誰も病院には行かない。

そう思いながらも、今日、母と祖母に連れられてお寺に行ってきた。お経の30分だけ、なぜか頭が静かだった。

最近の僕はこんな感じだ。

朝から頭が重い日が増えた。睡眠薬を飲み始めてから、朝のぼんやり感が抜けない。

会社に行くのが怖い日もある。最近は正直、休みがち。行けたとしても仕事はほぼないのに、帰る頃にはへとへとになっている。

今、薬は3種類飲んでいる。抗うつ薬のセルトラリン、補助薬のレキサルティ、睡眠薬のデエビゴ。中途覚醒が続いて、睡眠薬は最近ほぼ毎日になった。

レキサルティを飲み始めてから創作意欲だけは湧き出てきた。でも社内試験の勉強には手がつかない。このムラには自分でも戸惑う。

お寺に連れていかれた

今日は朝、自分で「無理だ」と判断して会社を休んだ。罪悪感もあったし、ちょっとホッとしてた。

布団の中でだらだらしていたら、昼頃に母が来て「行くよ」と言われた。

お寺に行くらしい。聞いてない。

祖母に僕の状態を相談したら、「このお寺がいい」と言われたらしい。母が電話して、今日行くことになった。嫌だなとは思ったけど、黙って従った。

車の中では、母が道の話やお寺の話をしていた。僕は窓の外を眺めていた。

着いてみたら意外だった。もっと古くて薄暗い寺を想像していたけど、新しくて明るい雰囲気だった。お祓いと言っていたけど、実際はお経を上げてもらうやつだった。

母、祖母、僕の順に横並びで座った。目の前にお坊さん。木の床が冷たかった。

30分ほど、お経が続いた。

やることもないので、お経の文字を目で追っていた。最初の10分は落ち着かなかった。でも途中から、不思議と頭が静かになっていった。普段は「会社どうしよう」「迷惑かけてる」「このままでいいのか」と、ずっと頭の中がうるさい。それが、文字を追っている間だけ、消えた。信じてないのに。

横で、母は丁寧に頭を下げていた。祖母は手を合わせたまま動かなかった。

お坊さんは腰の低い人で、いい人そうだった。帰り際に守護符というものをいただいた。捨てる気にはならなかった。

滞在は1時間くらいで、わりとすぐに帰った。

帰ってから考えたこと

帰りの車では、母と祖母が2人で色々と話していた。僕はほとんど聞いているだけだった。

母は、こうやってお寺を探して連れていってくれるくらい、僕のことを心配してくれている。それは分かっている。

ただ、母は薬に対してはずっと否定的だ。「薬が増えるからいけないんだよ」と言われる。休職可能期間のことも、医者だって最後は責任取ってくれないということも言われる。正論なんだと思う。でも、今の僕には刺さる。

お寺に連れていってくれる優しさと、薬を否定される苦しさが、同じ人から来る。

家に着いて、シュークリームを無心で食べて、そのまま布団に直行した。しばらくして頭が痛くなった。見慣れない場所で気を張っていたのだと思う。

30分静かだったぶん、布団に入ったら反動みたいに頭が動き出した。

高校や大学の頃は、もっと元気だった。薬なんか飲まずに、友達とだらだら過ごしてた。今は、普通に会社に行って、普通に稼ぐ。それだけのことがとても遠い。

普通になりたい。

会社に行けないのに、小説を書く気力だけはある。毎朝びくびくしながら「今日は行けるかな」と考える生活が、しんどい。

、、、こういうことを考え出すと止まらなくなるので、このへんでやめておく。

ふと見ると、もらった守護符が机の上に置いてある。

さっきの30分みたいに、頭が静かな時間がもう少し増えたらいい。とりあえず今日も薬を飲んで、明日も行けたら行く。

ぼちぼち。

【おまけ】今飲んでいる薬メモ

※あくまで僕の記録です。薬の効果には個人差があります。

  • セルトラリン 50mg(夕方に1錠):SSRIという種類の抗うつ薬。不安を和らげる。もう結構長く飲んでいる。
  • レキサルティ(0.5mg錠を夕方に1.5錠):抗精神病薬だけど、少量だと抗うつ薬の効果を助ける薬として使われるらしい。今年1月から追加。僕の場合、これを飲み始めてから創作意欲が湧き出てきた気がする。
  • デエビゴ 2.5mg(寝る前に1錠):比較的新しいタイプの睡眠薬。自然な眠気を起こすらしい。中途覚醒が続いたので最近毎日飲むことになった。朝の頭の重さはたぶんこれのせい。
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