《転生2日目》
村長の爺さんは、夜明けを待たずに逝った。
蔵の隅に|藁《わら》を敷き、毛布代わりの麻袋を掛けた。俺にできたのは、昨夜飲ませた薬で痛みを薄めてやることだけだった。
それでも爺さんは、途切れ途切れに村のことを話した。
人間の開拓民と、行き場を失った獣人の一族が、半分ずつ金を出して拓いたこと。黒森に近い荒れ地へ、十年かけて石壁と大蔵を積んだこと。
「あの子らの、力がなけりゃ……あの石は、上がらなんだ」
爺さんは、そこだけは自慢するように笑った。
「氾濫は、いつ来る。何体だ」
俺が|訊《き》くと、爺さんは小さく首を振った。
「分からん……わしの若い頃は、あの谷の向こうにも、村があった……」
浅い息を、ひとつ挟んだ。
「氾濫が来るたび、村は西へ……見た者は、村ごと、おらんようになる」
「東を……黒森の側を、見張れ」
答えにならない。それが、今この村にある答えだった。
最期まで、爺さんは村の子らの名を呼び、うわ言のように繰り返した。
「異形の子らも……同じ村の、子だ」
守るための言葉にまで、世間の呼び方は染みついている。それでも爺さんは、同じ村の子だと言い切った。
ミアが、皺だらけの手を両手で握っていた。泣き声は、しなかった。
息が止まった時、蔵の中の誰も声を上げなかった。ただ、焼け跡で木の|爆《は》ぜる音だけがしていた。
「……勝手に置いていくなよ、爺さん」
俺は視界の隅に残る灰色の文字を見た。
【重傷治療——Lv3で解放】
何度見ても、表示は変わらない。この店は、爺さん一人の腹の傷を塞ぐ治療を売ってくれなかった。
決めたことが、一つある。
レベルを上げる。
二度と、あの灰色の文字で人を見送らないために。
◇
西門は昨夜のうちに閉め、元の|閂《かんぬき》を落とした。東の作業口も閉じた。
動ける村人二人を夜番に残して、俺は空が白み始めるまでハンヴィーの荷台で二時間だけ眠った。
起きて最初に、残っているものを数えた。
生存者、三十人。戦いの前は三十三人だった。一夜で三十一人になり、夜明けに三十人。
俺の帳簿は、この村の名をまだ聞かないうちから、引き算だけを先に書き込まれていった。
残高、630AP。9mm弾、三十九発。|手榴弾《しゅりゅうだん》、四個。すぐ食べられる飯、五食。
日没まで、十時間ほど。
西へ古い街道は続いている。最寄りの城壁町でも、村人の足では何日もかかるという。
負傷者と乳飲み子を含む三十人を、ハンヴィー一台では運べない。荷台へ詰めても一度に十人が限度だ。
三往復している間、残す二十人を誰が守る。
逃げるにしても、まず今夜を越さなければならない。
必要なのは、守り、食料と水、傷の手当て、それから眠れる場所だ。
今日の仕事は、三十人を次の朝まで生かすことだった。
「アルマ。9mm弾を百発」
【9mm弾100発:-100AP】【残高:530AP】
安全装置を掛け、銃口を地面へ向ける。撃ち減った弾倉を抜く。薬室には一発残っている。箱から六発を足して弾倉を十四発へ戻し、差し込んだ。
即応十五。予備三十。箱に九十四。
昨夜の教訓は、その日のうちに手順へ変える。朝一番に弾を満たすのは、歯を磨くのと同じ習慣にする。
【修復処理完了。車両稼働率:100%】
ハンヴィーは夜のうちに直っていた。凹んだボンネットも、傷んだ右前輪も、何事もなかったように戻っている。
退路は一つ確保。次は飯だ。
「MREを四十食」
【MRE40食:-200AP】【残高:330AP】
必要な朝飯は、村人三十人と俺のぶんで三十一。残る十四食は、|粥《かゆ》が間に合わなかった時の子供と老人、それから夜番の予備にする。
蔵の前に積み上がった袋を見て、村人たちがざわめいた。
最初に近づいたのは、腰の曲がった婆さんだった。袋を一つ手に取り、|矯めつ眇めつ《ためつすがめつ》してから、俺を見上げる。
「……あんた、精霊様かい。それとも悪魔かい」
「ただの補給屋だ。開けてやるから、貸してみな」
封を切って渡すと、婆さんはひと口食べ、長いこと黙った。それから列の後ろへ怒鳴った。
「並びな! 温かくはないが、飯だよ!」
飢えた人間の列は、神学論争より速かった。
配る側へ回ったのは、ミアだった。自分の袋には手を付けず、年寄りと小さい子から順に渡していく。
ミアを除く、自分で食べられる二十七人へ配り、俺も一食を流し込んだ。乳飲み子二人のぶんは、それぞれ母親へ回した。
ミアの一食は、最初から脇へ取り置いてある。
「お前も食え。働くのはそれからだ」
取り置いた包みを押し付けると、ミアは耳を伏せ、小さく|齧《かじ》った。それから目を見開いた。
「……あまい」
「クラッカーにジャムがついてる。当たりの袋だ」
五APの味に、尻尾が正直に揺れていた。
ミアはクラッカーを半分だけ食べた。残りへ丁寧にジャムを塗り、包みへ戻して服の内側にしまった。
◇
腹へ物が入ったところで、仕事を分けた。
動ける男は、死体の始末と西門・東口の補強。手が余れば、東壁の内側へ焼けた梁と石で警報障害を組む。
女たちは、蔵の麦を|挽《ひ》く者と、傷を診る者。解体に触れた手と刃物は炊事へ回さず、湯で洗う。
「壁の外へは、まだ出るな。水場は先に調べる」
村でただ一人の狩人だという若い男が、進み出た。ヤン、と名乗った。
目は俺より先に、腰のM9を見ていた。
「それは、弓なのか? 弦も矢も見えねえが」
「弓の親戚だ。すごく小さい矢を、火の力で飛ばす」
「引き絞らずに射れるのか」
「話は歩きながらだ。まず水場までの道を見せてくれ」
恐怖より道具への好奇心が先に立つ。狩人としては、悪くない。
南の水口へ着き、閂に手を掛けたところで、ミアが鼻先を上げた。灰色の耳も東を向く。
「におい、する。……きのうの、やつら」
「数は」
「いつつ」
その半拍後、視界に警告が出た。
【敵性反応:5——脅威度E、ゴブリン。南東、約二百五十メートル】
アルマの表示より、ミアの鼻の方が早かった。
「ミアは門の内で耳を澄ませろ。敵が動いたら鉄板を鳴らせ。ヤン、来てくれ」
「わかった」
ミアは不満を言わず、一歩下がった。
医療袋のガーゼを千切って丸め、ヤンへも渡した。二人で耳へ詰めてから、風下へ回る。初日の耳鳴りで、懲りている。
ヤンが地面へ膝をつき、草の倒れ方を指でなぞった。
「夕べ逃げた足だ。昼は藪で伏せて、日が落ちたら水口から戻るつもりだったんだろう」
ヤンの案内で川下の窪みを進み、三十メートルまで詰めた。藪の隙間に、緑の背が五つ重なっている。
岸の岩へ身体を預け、M9を構えた。
二度、引き金を絞る。発射音が水面と岸の岩を往復し、先頭の一体が崩れた。
ヤンが動きを読み、止まる場所を指す。二体目、三体目、四体目。各二発で倒す。ここまで八発。
「右に一体!」
ヤンの声に銃口を送る。逃げ先へ照準を置き、さらに四発を刻んだ。最後の影が藪の手前で転がる。
十二発で、五体。
銃口を下げ、残弾を確かめた。薬室に一発、弾倉に二発。予備二本は満タンだ。
転生直後の一体あたり五発から、二・四発。まだ上手いとは呼べない。
【討伐報酬:10AP×5を付与】【残高:380AP】
水口へ戻ると、ミアは鉄板の脇で待っていた。
「よく見つけた」
頭へ手を置くと、怒ったように顔を逸らした。尻尾だけが揺れていた。
ヤンは倒したゴブリンより、俺のM9を見ている。
「……連射もできるのか。なんてこった」
「見物は後だ。先に片付けるものがある」
ヤンが男衆を呼び、荷車で南東の五体を運ばせた。
村へ戻ると、まず撃ち減った弾倉へ箱から十二発を戻した。即応十五、予備三十、箱に八十二。使った分は、その日のうちに埋める。
それを終えた俺を、昨夜の四十一体と合わせた死体の山が待っていた。
気の重い覚悟を決めかけた俺の横で、年|嵩《かさ》の農夫たちは当たり前の顔でナイフを研ぎ始めた。
「魔物の解体は百姓仕事だよ、旦那。黒森のそばで生きるってのは、そういうことさ」
その言葉どおり、手際は俺の百倍よかった。俺も一体だけ教わって刃を入れ、あとは邪魔をしないことにした。
昼までに、昨夜の群れから魔石二十八個。今朝の五体から、さらに五個。
爆殺した十体ぶんは砕け、|轢《ひ》いた分からも三個が潰れていた。今朝の五個は、銃で倒したぶんだけあって傷がない。
解体屑と洗い水は、井戸と汲み場と畑から離れた乾いた場所へ掘った穴に入れ、土を厚く掛けた。
村人たちは、集めた三十三個を当然のように俺へ差し出した。
「あんたの獲物だ。あんたの取り分だ」
受け取った。
昨夜使った手榴弾六個が180AP。弾六発が六。修理が120。戦闘原価は306AP。
討伐報酬410APと魔石140APを入れて、差し引き244AP。
命を張った仕事の戦利品まで、手放す理由はない。取るべき報酬を渋る男は、施しをする男より信用されない。
【魔石28個を換金:+140AP】【残高:520AP】
残した五個を、農夫へ押し戻した。
「朝の二十八個は、昨夜の戦利品として受け取った。こっちの五個は、四十六体を捌いた手間賃だ。村の袋へ入れてくれ」
「だが、旦那が獲ったもんだ」
「石を取り出して洗ったのは、あんたたちの手だ。仕事には取り分が要る」
施しではなく、対価にする。そう言うと、農夫はようやく籠を抱え直した。
『昨夜の戦闘費について、勘定科目「|轢殺《れきさつ》費」を新設しますか?』
「却下だ。車両運用費に入れろ。うちの帳簿を物騒にするな」
少なくとも、経理の言葉まで血まみれにする必要はない。
解体の手を動かしながら、村人たちから昨夜の話を聞いた。
群れの足音を最初に拾ったのは、獣人の耳だった。半鐘代わりの鉄板を鳴らしたが、日暮れ時の村人は畑や水場へ散らばっていた。
門は、最後の一人が戻るまで閉められない。
その門口に立ち、|鍬《くわ》と杭で群れを止めたのが、昨夜、門柱の左右に倒れていた二人だった。
俺の「間に合った」は、その二人が稼いだ数十秒の上に載っていただけだった。
警報は、人死にを消してはくれない。減らせる、だけだ。
◇
三人の墓は、村の墓地の隅に並べて掘った。村長と、門口で果てた人間と獣人の男が一人ずつ。
俺も最初の土へシャベルを入れ、村人たちが交代で掘り継いだ。
二人の妻は、それぞれ夫の顔を布で拭ってから土を掛けた。泣くのは石を積み終えてからだと、決めているような手際だった。
祈りの言葉そのものは分かった。だが、どの神へ何を託し、なぜ最後に石を積むのかまでは分からなかった。
最後にミアが墓石の前へ置いたものだけは、分かった。
朝から服の内側へしまっていた、ジャム付きクラッカーの半分だった。
「……あまいの。じいちゃんの、ぶん」
血は繋がっていない。人間も獣人も、村の子供は皆、あの爺さんを「じいちゃん」と呼んでいたのだという。
墓を離れたところで、足が一度もつれた。人間も、空のままでは働けない。
「ヤン。二時間、村と東を見てくれ。異変があれば起こせ」
「あんたが寝てる間に来たら、俺らで鐘を鳴らす。それでいいな」
「それでいい」
眠りも弾と同じだ。空になってからでは遅い。
俺はハンヴィーの荷台へ潜り、二時間を補給した。
◇
目を覚ますと、西門の閂には予備の横木が足され、東口は焼けた梁と石で塞がれていた。
東壁の内側では、男たちが別の梁を斜めに立て、根元へわざと不安定に石を積んでいる。
外壁は崩れていない。だが、東口をこじ開けても、壁を越えて梁を押しても石が崩れ、必ず音が出る。
閉じた門と警報縄も、夜番を起こす時間を稼いでくれる。
「次は水だ」
南の壁には、水汲み専用の小さな木戸がある。村の連中は「水口」と呼んでいた。
飲み水は壁内の井戸で足りる。洗いと家畜、炊き出し、火消しには、小川から大量に運ぶ必要がある。
カタログにも水はある。一リットル、一AP。
三十人なら、一日百リットルは軽く動く。今の残高の五分の一近くが、毎日水へ消える勘定だ。
目の前に川があるのに、それを買う男を補給屋とは呼ばない。
朝のうちに周囲は調べてある。水口を開け、待たせていた女たちを呼んで桶の列を作った。
俺も桶を担いだ。
◇
日が傾く頃、朝に並べた四つの条件が埋まり始めた。
水瓶は満ちた。蔵の麦を挽き、踏み荒らされた畑から拾った芋と一緒に、大鍋へ入れた。
西門には元の閂と予備の横木。東口は梁と石で封鎖した。
東壁の内側には、別の梁と崩れやすい石の警報障害。蔵の|樫《かし》扉にも、新しい横木を渡した。
夜番は二人一組で三交代。鉄板の半鐘へ、西門、東口、東壁の見張り位置から縄を引いた。水口の閂も、開閉するたび確かめる。
焼け跡の|余燼《よじん》にはもう一度水を回し、煙の残る場所へ見張りを置いた。
完全じゃない。それでも、眠っている間に喉を裂かれる壁ではなくなった。
蔵の中央には乾いた藁と麻袋を敷き、三十人ぶんの寝床を作った。乳飲み子と老人は風の入らない奥へ、動ける者は扉に近く。
傷を一人ずつ見直した。村長以外に、重傷者はいない。
止まっていない出血を押さえ、汚れた傷を冷ました煮沸水で洗う。残っていた消毒薬は傷の周りへ使い、深い傷には清潔な布を当てた。
アルマの判定でも、全員が通常処置の範囲で安定している。
医療袋の底に残った青い応急パッチは使わない。圧迫と清潔な布で足りる傷へ、最後の一枚を切る必要はなかった。
|麦粥《むぎがゆ》は薄かったが、湯気は立っていた。
婆さんが塩の|按配《あんばい》を仕切り、ミアが|椀《わん》を運び、農夫たちが|薪《たきぎ》をくべる。
焼けた村の真ん中で、生活がもう立ち上がり始めていた。
最後の一椀は、東口で最初の夜番に立ったヤンへ運ばれた。
ヤンが、湯気へ口をつけた。
【救援活動・総合精算】
【対象30名の当面の安全・食料・水・医療・休息環境を確認】
【救援報酬:100AP×30=3,000APを付与】
【終末期支援:|疼痛《とうつう》緩和・看取り 100APを付与】
【残高:3,620AP】
「——は?」
三千百。
昨日、命懸けで四十一体を相手にして、討伐報酬は410APだった。飯と水と寝床と包帯で、その七倍以上。
最後の一行を見て、胸の奥に硬いものが引っ掛かった。
「救えなかった爺さんまで、俺の売上にするな」
『死亡への報酬ではありません。対象の疼痛を軽減し、孤独を避けて看取った行為への対価です』
爺さんの皺が、薬で少しだけ緩んだ顔を思い出した。救えないなら、何をしても同じ——ではない。
「……明日も同じ三十人に飯を出せば、また三千か」
『いいえ。同一危機に対する維持行為へ、救援報酬は重複付与されません』
「そう上手くはいかないか」
『はい。しかし、生存基盤の維持は推奨します』
商売上の愛想はないが、筋は通っている。
「殺すより、生かす方が高いのか」
『はい。当システムの価格思想です』
「感謝されたかどうかは、関係ない?」
『関係ありません。判定は客観的な生存状態の改善に基づきます。好かれる必要はございません』
人気商売ではなく、実務。俺向きだった。
兵器を山ほど売りながら、核兵器だけは棚へ置かない。
「アルマ。お前を作ったのは、誰だ」
『回答権限がありません』
即答だった。初めて聞く種類の、即答だった。答えられないのではない。答えを、閉じている。
視界には、三千百の入金表示と重なって、別の通知が点滅していた。
だが、先に袖を引く小さな手があった。
「あなたは、なに? しょうにん? へいし?」
「……ただの補給屋だ。物を運んで、足りないものを揃える」
ミアは、門と水瓶と大鍋を順に見た。
「みんな、あなたのいうとおり、うごいてた。……たいちょう?」
「隊長ってのは、もっと偉い奴だ」
「とうさん、いってた。キャラバンは、めしとみずをきらさないひとのいうこと、きく」
「それが隊長か」
「俺は補給屋だ」
「たいちょう」
決定らしかった。灰色の耳が、警戒ではなく、誇らしげにぴんと立っていた。
ミアの手が袖から離れてから、通知を開いた。
【累計獲得APが2,000を超過しました】
【システムレベル:2に到達】
【身体補正:総合1.5倍へ更新】
【亜空間格納庫:小型倉庫一棟分へ拡張】
【解放:分隊支援火器/トラック/発電機/医薬品(抗生物質ほか)/指向性対人地雷】
腰を上げると、身体が予想より軽く跳ねた。踏み出しかけた足を、半歩で止める。倉庫の棚だけが増えたわけではないらしい。
医薬品。
「怪我人に、抗生物質は要るか」
『現時点で投与適応のある対象はいません。予防投与は推奨されません。感染徴候を監視してください』
「分かった」
重傷治療の行は、まだ灰色のままだった。あと一段、足りない。
解放された品名をもう一度追う。その一つで、目が止まった。
発電機。
爺さんに朝を見せることはできなかった。だが、生きている三十人の夜には、まだ間に合う。
|焚《た》き火だけの、この暗い村に——電気の灯りを。
「アルマ、カタログを開け。買い物の時間だ」
『はい、所有者。ようこそ、レベル2へ』

【第4話 収支(AP)】
期首 630
収入 +3,290
魔石 28個の換金 +140
残敵掃討 5体 +50
救援報酬 30名 +3,000
終末期支援(看取り) +100
支出 −300
9mm弾 100発 −100
MRE 40食 −200
期末 3,620
累計 4,745/システムLv2
【手持ち】
9mm弾 127発/手榴弾 4個/MRE 14食/応急治療パッチ 1枚
※命懸けの41体が410。三十人ぶんの飯と水と寝床と手当てが3,000。値付けをしたのは、誰なのか。

