
ニュースの概要
3月13日の東京市場は、原油高と前日の米株安を受けて大きく下げた。日経平均は一時1100円超の下げとなり、終値は5万3819円。今週だけで1800円以上、この2週間で5000円以上も下がった計算だ。年初からの上昇分の3分の2が消えた。
為替も1ドル=159円台後半まで下落し、約1年8カ月ぶりの円安水準だ。
背景の中心は中東情勢の悪化だ。イランの最高指導者がホルムズ海峡について「封鎖を続けるべきだ」と表明し、海峡の通航は大幅に制限されている。原油先物は一時1バレル=98ドル台まで上がった。12日のNYダウは739ドル安と大きく下げ、13日の東京市場はその流れをもろに食らった。
金曜夜のNYダウもさらに119ドル安と続落。日経平均先物の夜間取引も460円安の5万2910円で終わっていて、週明けもまだ楽観できない。
僕はこう思う
げんなりする。毎日ニュースを追いかけるたびに「また下がってる」の連続で、だんだん感覚が麻痺してくる。
ここ数週間の流れを整理してみると、ドミノ倒しになっているのがよく分かる。中東で海峡の通航が制限され、原油が高騰する。前日の米株安や円安も重なって、日本株も売られる。遠い国の戦争が、回り回って僕らの財布を殴ってくる。
僕が気になるのは、株価そのものよりも、これが毎日の生活にどう響くかだ。
原油が上がるということは、ガソリンだけじゃなくて物流コストも上がる。電気代やガス代にも跳ね返ってくる。ガソリンの全国平均は3月9日時点で161.8円だったが、これは原油高騰が本格的に反映される前の数字だ。実際にもう180円を超えているスタンドもある。政府が19日から補助金を出して170円程度に抑える方針を示しているが、ガソリンの話は前回の記事で詳しく書いた通りで、補助金で170円に抑えたとしても、高いことに変わりはない。
円安が進めば輸入品の値段も上がる。食品も日用品も、値上げの流れは止まらない。少なくとも僕の給料は変わっていないのに、海外からモノを買う時の値段だけがどんどん上がっていく。普通に考えてきつい。
来週18日からは日銀の金融政策決定会合もある。報道では現状維持の見通しだが、この原油高と円安が続くなら、判断は難しくなるんじゃないかと思う。金利を上げれば円安には歯止めがかかるかもしれないけど、景気にはブレーキがかかる。どちらに転んでも家計にはしんどい。
結局、日本はエネルギーも食料も外から買っている国だから、海外で有事が起きると真っ先にダメージを食らう。今回の中東の件で、それが改めてはっきりした。
まとめ
株安、円安、原油高。ニュースでは別々に報じられるけど、全部が同じ不安の連鎖だ。
毎日の買い物がじわじわ厳しくなっていく方が、数字の上下よりリアルにしんどい。中東がどうなるか次第で、この先もっと悪くなるかもしれない。
参考・引用
- 株探「日経平均 大引け|続落、原油高を警戒した売りが継続」(2026/3/13) https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202603131069
- ロイター「午前の日経平均は続落、一時1100円超安 中東情勢や米株安嫌気」(2026/3/13) https://jp.reuters.com/markets/japan/OBX7JCTMHBNTJOCKXD6AE66IEA-2026-03-13/
- ロイター「ガソリン小売価格161.80円、4週連続値上がり」(2026/3/11) https://jp.reuters.com/markets/japan/CY75PQTKVFOHVLGUKK2YGBQAUM-2026-03-11/

