ニュースの概要
今日(3月17日)、国土交通省が2026年1月1日時点の公示地価を発表した。全国平均で前年比2.8%の上昇で、5年連続のプラス。伸び率は1991年以来、35年ぶりの大きさだった。
特に都市部の勢いがすごくて、全用途で東京圏は5.7%、大阪圏は3.8%上がっている。商業地で一番高いのは20年連続で銀座の山野楽器本店。1平方メートルあたり6710万円って、もうバグった数字すぎて感覚が追いつかない。
上がっている理由は一つじゃない。住宅地では、都心部のマンション需要が強い。商業地では、オフィスの空室率が低くて賃料も上がっているし、インバウンドで店舗やホテルの需要も強い。民間の調査でも、2025年の事業用不動産投資額は6.5兆円と過去最大だった。
一方で、地方は少し事情が違う。住宅地は32都道府県でプラスだけど、札幌・仙台・広島・福岡の主要4市なんかでは建設費の高騰もあって伸びが鈍化している。上がっているところと、そうでないところの差は開いている。
僕はこう思う
「地価上昇」「35年ぶりの大きさ」って聞くと景気がいいように感じるけど、正直、僕みたいな普通の会社員にとっては「ますます家が買えなくなった」というニュースでしかない。
最近、東京23区の新築分譲マンションは2025年の価格中央値が1億円を超えたなんて話もあった。地方に住んでいる僕からすると別次元の話だけど、地方だって建設費が上がっていて、家を建てるトータルコストはじわじわ膨らんでいる。
都心は投資マネーやオフィス需要で地価が上がる。地方は資材高騰で建てるコストが上がる。理由は違っても、家を買う側から見たらしんどいのは同じだ。
ニュースの解説では、今の上昇はバブル期みたいな投機一本ではなく、実際の住宅やオフィス、ホテル需要に支えられている、という見方が出ている。バブル期の10%超に比べれば2.8%は穏やかだ、と。
まぁ、理屈は分かる。でも庶民からすると「穏やかだろうが上がってるものはキツい」というのが本音だ。
まとめ
地価が35年ぶりの大きな伸びと聞くと景気のいいニュースに見えるけど、恩恵を受けやすいのはすでに不動産を持っている側だと思う。これから家を買いたい人には、特に地価の上がっている地域ほどしんどい流れだ。
「景気がいい」と「暮らしが楽になる」はイコールじゃないんだよな、と改めて思う。
参考・引用
- 日本経済新聞「公示地価2.8%上昇、バブル後最大の伸び 投資マネーが押し上げ」(2026/3/17) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA111YJ0R10C26A3000000/
- 毎日新聞「公示地価2.8%上昇 上昇幅は5年連続拡大 バブル期以来の伸び」(2026/3/17) https://news.yahoo.co.jp/articles/fecad4399ce995795acc916185cedf48d6901779
- 共同通信「公示地価上昇、バブル後最大 2.8%、5年連続プラス」(2026/3/17) https://news.yahoo.co.jp/articles/cde20aa80186421f5fe25564fabb2c0494c71be8

