
ニュースの概要
4月8日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。韓国軍によると、午前8時50分ごろに東部の元山付近から短距離弾道ミサイル数発を日本海に向けて発射。さらに午後2時すぎにも東岸付近から少なくとも1発が発射され、こちらは変則的な軌道で700キロ以上飛翔したとみられている。日本の防衛省は、EEZ(排他的経済水域)の外に落下したと発表した。
高市首相は情報収集や航空機・船舶の安全確認、不測の事態への備えを指示。前日の7日にも平壌周辺から飛翔体が発射されており、2日連続の発射となった。
僕はこう思う
正直、またかという感覚が先に来る。「被害は確認されていない」「警戒態勢を強化する」。毎回同じフレーズがニュースに流れて、危険に対する感覚が麻痺してきている自分がいる。
ただ、今回はタイミングが気になった。
2日前の4月6日、トランプ大統領が記者会見でNATOや韓国、オーストラリアと並べて日本を名指しし、ホルムズ海峡の安全確保について「助けてくれなかった」と不満を口にしていた。日本に対しては「北朝鮮から守るために5万人を駐留させている」とも言っている。
因果関係があるとは思っていない。北朝鮮のミサイル発射には、韓国との緊張や兵器開発といった独自の事情があるんだろう。ただ、トランプの発言の直後にこのニュースが重なると、日米同盟への依存を嫌でも意識させられる。
ミサイルが飛んできても、国民に見えるのは毎回「情報収集」「警戒監視」「抗議」という文言ばかりだ。
しかも、これがもう財布と無関係な話じゃなくなってきている。昨日4月7日には過去最大の26年度予算が成立して、防衛費もまた膨らんだ。今月からは防衛特別法人税やたばこ税の見直しも始まっている。直接給料から引かれるわけじゃないけど、会社の税負担が増えれば、景気とか給料とか、どこかで生活に返ってくる話だと思う。2027年1月からは所得税の上乗せも予定されている。
中東では8日、米国とイランがホルムズ海峡の再開を条件とする2週間の停戦で合意したと報じられた。ただ、先行きはまだ読めない。
アメリカからは同盟国全体に「もっと負担しろ」と迫られ、隣国からはミサイルが飛んでくる。お金は増やしているのに、自分の国だけでは完結できない現実を見せつけられた感じがして、なんだか暗い気分になった。
僕みたいな普通の会社員にできることなんてほとんどない。でも、スマホに流れてくるミサイルの速報を「いつものこと」で流しちゃいけないフェーズには来ていると思う。
まとめ
防衛費が膨らんだ予算が昨日通ったばかりで、防衛増税も始まったこのタイミングだ。せめて、払った税金がどう使われていくのかは追っていきたい。
【参考】

